最近身に染みている【あり方】の大切さ。
若いころから、すごく耳にしていたんですが、その時はよく分かっていませんでした。
ですが、スクールを開講してからこれがよくわかります。
極端な話、【あり方】が素晴らしいなと思うサロンさんは、売上的にもサロンの状態的にもうまくいっています。
つまり、スピードで人気サロンの仲間入り。
ですが、【あり方】が残念だなと思うかたは、まずスタートできない。
技術の習得がなかなかうまくいかない。
サロンの状態も低迷したまま。
【やり方】は皆さんすぐ理解できると思います。
やり方=方法なので。
私自身も、このうまくいくやり方や方法をお伝えしているわけです。
【あり方】は人間力、影響力、関わり方みたいなイメージです。存在の仕方みたいな。
方法に比べて、ぼんやりしているので分かりにくいかもしれませんが、
行動をみたらその人の【あり方】が分かります。
私の心の中では
「そういうところだぞ!」シリーズと呼んでおります笑
例えば・・
・予約をすっぽかす(キャンセル連絡をしない)
・質問してその回答をもらったのに、それに対する返事がない(結局どうなったの??)
・知らない人にぶしつけに質問(自分が欲しがるだけで、相手には何も渡さない)
・相手からのLINEの返答をせかすのに、自分は1週間放置
・WINWINの関係が築けない
これ、たとえば自分がお客様にされたらいやじゃないですか?
その「相手にとって嫌なことをしない」って、人間関係、経営や接客の基本だと思うんですよ。
「お客様にはしないし」と思うかもしれませんが、
そのあり方が行動の端々、言葉の端々に出てしまいます。
間違いなく!
私がヨモギを仕入れている業者さんのホームページには、すごく念入りに注意事項の記載がされています。
まず、振込のみ、申し込んだ時点でキャンセル不可、3日以内に入金と色々ルールがあります。
商品にこだわっていらっしゃるし、消費期限があるものなので仕方ないと思っているのですが、
ホームページにはこのルールになった原因が、長文で書かれています。
それが、「サロンオーナーさん相手(卸)なのに、常識がないことをされた経験に基づいて」ということなのです。
はじめに見たとき、私もびっくりしました!
「サロンオーナーでそんなことする人いるの??」って思って。(具体的に書かれているので)
そんな行動している人のビジネスがうまくいくわけないじゃん!と思ってしまいます。
ビジネスって「相手のニーズを満たすこと」じゃないですか?
どんな仕事も必要としてくれる人ありきなので。
多分「そういうところだぞ!」という行動をとっている人は、相手の立場になって考えられていない。
自分にとって得か損か、メリットがあるかないか、便利か便利じゃないかだけで動いているのではないでしょうか?
自分の損や、デメリットや、不便を少し譲って、相手をHAPPYにできたらいいなと思えないんじゃないかと思います。
それが、1番身近なお客様に出ている。施術だけじゃなくサロンのシステムや、備品や、カウンセリングに。
この文章を読んで「はっ!」とする、自分を顧みる人は、「そういうところだぞ!」にはあてはまらないことが多くて、
なかなか必要な人に届かないのが難しいところでもあります。
まあ、そうはいってもfascia plusの受講生さんは逆に
「お客様に尽くしすぎて自分をないがしろにしすぎる」という施術者に多い【あり方】の方が多いので、
上記のようなお話をする機会は少ないんですけどね。
でも、私も最近周りに起こることを鏡にして【あり方】意識しています。
皆さんもぜひ、1度振り返ってみて下さいね!